granchio-グランキオのブログ

町村の住宅街にあるイタリアン グランキオです。 大通りから一本入った場所にある為か、お客様からはよく隠れ家と言われますが、当の本人は全く隠れているつもりはありません(笑)。でも隠れ家なんだと思います。 素材の持ち味を大切にする日本人の心とイタリア料理の融合。 富山に生まれて良かった、富山に来て良かった、そう心から想えるレストランでありたいと思っています。

Concept
斬新で創作的なイタリア料理を目指してはいません。
素材の味がダイレクトに伝わる「シンプル」を極めたいと考えています。
現地イタリアの「トラディショナル」な郷土料理を、富山の魅力溢れる食材を中心に、気取らずありのままの美味しさを追求しています。
「伝統」を大切にし、またあの懐かしい味が食べたいな、と思い出していただけたら幸いです。

〒930-0952
富山県富山市町村1-165

Tel 076.461.3478

営業時間
Lunch 火・水・木・土
11:30~14:00

Dinner 金・土
18:00~21:00

テーブル16席

定休日 日曜、月曜

駐車場 15台

蝦夷鹿

FullSizeRender
北海道より蝦夷鹿の芯玉入荷してます

も少し捌いてから、ローストにしましょう

今回のは割と小さめの個体なので、売り切れ次第終了となりますが気になる方は是非

よろしくお願いします




























遅ればせながら

11/7(水)ディナー営業しております

IMG_7974
IMG_7968
香箱食べましたか?

ということで香箱蟹入荷してます

おかげさまで解禁の日に魚津から入荷して参りましたが、早速、沢山のオーダーをいただいて感謝です

雌の香箱蟹が禁漁になるまでは色々とメニューに登場する予定ですが、まずはパスタから

気になる方は是非

遅くなりましたが、11月の休み案内です

11/4(日)、5(月)、11(日)、18(日)、25(日)

11/23(金 祝)のディナーは貸切営業です

12月の忘年会、団体のお客様のご予約もぼちぼち入ってきてますので、どうぞご予約はお早めに

平日のディナーも、ご予約で営業致しております

お電話お待ちしております





















勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018

北海道余市町登地区にあるドメーヌ・タカヒコにブドウ収穫のお手伝いに来ています、と申し上げましたのが前回と前々回の記事



つづきです

比較的に長文となりますがよろしくお願いします

IMG_7691
IMG_7694
IMG_7716
翌日は平日ではありましたが、収穫ボランティアに約30名ぐらいの方が参加ということでした

この日も良い天気です

広大で美しい畑が拡がっています

IMG_7692
摘果作業はワインにとって大事な作業ですのでタカヒコさんからの説明も真剣に聞いています

タカヒコさんが持っているピノ・ノワールはトレ・ファンというクローン

灰カビ、貴腐菌がついた(ボトリティス)ブドウもブラン・ド・ノワール Blanc de Noir (黒ブドウから造る白ワイン)として醸す為、健全果と同様に捨てるところがありません

上のほうに実がついたブドウは二番果なので摘みとらない

今年は開花時期の蝦夷梅雨の影響で結実不良(ミルランダージュ)が激しく起こり、収量は少なめで貴腐も少なめ、ブラン・ド・ノワールを造らない年になるかもしれない。品質はとても良いのですが複雑な気持ちとのこと、ファンにとって悲しいやら嬉しいやら

覚悟はしていたが、前日の収穫から予想される収量は去年の半分(2017年は多くて12t)くらいになるそう。品質はとても良いのですが自然は厳しいですね、と曽我さんの話


IMG_7720
ブドウの枝を誘引する為のワイヤーや紐を固定する杭にはそれぞれ区画の印がマーカーで書かれてました

IMG_7696
2日目は主にトレ・ファンの収穫、画像は畝の最後尾の方でスイスクローンが植えてあります

IMG_7724
IMG_7725
ワイナリーからは畑で1番手前の畝の列で、長さは100mぐらいで1番長く作業も大変になる

色違いのコンテナを2つ持ち選果して健全果と灰カビ貴腐ブドウと分ける、コンテナいっぱいに入れるとだいたい20kgぐらいになるが、運ぶのも大変に。1つのコンテナにブドウを入れ過ぎると、その重さでブドウが潰れてしまうので、余り入れ過ぎないように慎重に

トレ・ファンはバラ房で、収量は少ないものの、糖度と色、香味が良い高品質なクローンで、スイスクローンは比較的安定した収量が見込める品種とのこと

手分けして作業に当たるので、僕は奥のスイスクローンの方から収穫し始めました

収穫の注意点、怪我をしないこと

前日にお会いした方が、去年の収穫の際に摘果鋏で指を切ってしまい、5針縫う怪我をしてしまったそう

慌てず慎重に丁寧な作業を心掛けます

IMG_7712
IMG_7711
IMG_7719
IMG_7706
IMG_7708
IMG_7709
前日の収穫と見比べてもらうと、違いがよく分かるかと思います

実際に食べてみると味が違います

ある程度収量が見込める品種が植えてあることでリスクが減りワイナリーの経営も安定するのだとか

休憩中も参加者からは色々な質問に答えるタカヒコさんですが、有機栽培ビオロジックで栽培しているピノ・ノワールは、区画ごとクローンごとに収穫され熟成させている

ボトリングするときは最終的にはブレンドされる(アッサンブラージュ)。将来的にはある程度収量や品質など見込める良いものは分けて別でボトリングするかもしれない

畑の標高は60mで他の周りのワイナリーはもう少し高いところもあるかもしれないと

思ったよりも高くはないのだなぁ。僕が知る限りでは、イタリア フリウリの孤高のビアンキスタ ヴィエ・ディ・ロマンスも標高は50mとかだったと記憶している

積算温度や雨量、雪が降る事などが決め手となり、ココ余市なら自分が追い求める理想のピノ・ノワールが栽培出来るのではないか、とその可能性にかけた

植えるのはピノ・ノワールのみ

銅は少量使用するが土壌に残存し作用する程は使わない。ワイナリーによってはワインに香りが乗らないから使わないと考えるところもあるようだが、アルザスなどでも使用される銅は白ワインで香りがしないどころかむしろ良い香りがするのも良い例だろうとのこと。ただ使い過ぎるのはやはり良くないだろうと

無耕作、草生栽培だが、春先に最小限の草刈りをしている。なるべく様々な菌や微生物を活発に動き回らせるのが狙いだが、害獣やネズミの心配など対策を工夫している。葉についた虫が幼虫になりさなぎになりそれを虫が食べてくれてブドウを守ってくれる。好循環。そんな自然界に配慮しながら、昔の里山のように、でも人間がやる以上は自然ではないのだけど、矛盾しているようだが継続出来るワイン造りと向き合っている

冬場は余りにも寒いと(-20℃とか)ブドウの樹がヤラレてしまうが、ココ余市の場合は雪で覆われて守ってくれる。4月ぐらいまではそのような状態で、日本はフランスや欧米その他ワイン生産国から比べ雨が多いが、決して濃い味わいのワインを求めず、日本の食、伝統例えば旨味のある出汁、味噌や醤油、漬物などにやはり日本のワインが合う、海外の力強いワインは合わないというか逆に力強過ぎる

海外の土壌は石灰質で、日本は火山性でヨーロッパなどのワインがミネラルと言っても日本人にはあまりピンとこないが(なんとなくわかるかなて感じ)、日本人の旨味というのが、逆に外国の方には分かりにくいというのに似ているのだとか。そもそも慣れ親しんだ食文化が違うから当然と言えば当然だ

午前の部収穫を一旦終えて、

皆んなが楽しみにしているドメーヌツアー

カーヴでは、必要最小限の設備のみで、昔ながらの製法でワインを生産している

思いのほかコンパクトでビックリ

それでいて凄いワインが出来るのですから

IMG_7731
樽熟成途中のワインで樽試飲です

IMG_7734
M.L.F.中のブラン・ド・ノワール2017

赤ワイン用の黒ブドウ(ピノ・ノワール)から、さらには何度も言ってしつこいようですが貴腐菌がついたブドウから極少量の白ワインを生産している

M.L.F.とはマロラクティック発酵の略で乳酸発酵と呼ばれ、ワインに丸みを与えまろやかにしてくれる作用がある

まだ乳酸のニュアンスが残っていてカルピスやヨーグルトのよう

こちらは例年なら、翌年の4月にリリースされるが、もう一年熟成をとっててからリリースする予定とのこと

今のところ、状況をみて亜硫酸を加えないかもしれないという

ブラン・ド・ノワールが生まれた背景には2013年のブドウの一部クローンが殆ど貴腐菌(灰色カビ)のボトリティスでどうしようかと悩んでいたら、クリスチャン・ビネールからヒントを得て試行錯誤をして造るに至ったんだとか

初めはダメなんじゃない?てワイン関係者にも言われたらしいですがとても美味しいです

IMG_7741
樽熟成中のナナツモリ ピノ・ノワール2017

香りも味わいもまだ眠っているような感じですが、ハツラツとした若さ、果梗のニュアンスを感じさせつつ、心地の良い酸が気持ちよく仕事の後の身体に沁み渡り癒してくれます

ワイン名であり4.5ha区画の名前でもあるナナツモリはかつては7種類の果樹が育つ森だったそうで、後世に伝えるため「ナナ・ツ・モリ (七ツ森)」という名が付けられた 公式HPより

なんとも贅沢な時間を味わせていただきまして昼食タイム

IMG_7744
絶景の景色を眺めながら

天気が良く素晴らしい景色の中で頂くおにぎりがとても美味しくて気持ちが良いです

こちら側が南で、北側にかけて美しいブドウ畑が並んでいます

午後からも収穫作業

IMG_7751
UCD5 アメリカで選抜されたクローン

こちらは貴腐菌灰カビが付きやすいブドウでボトリティスの勉強には持ってこい

花が咲いた後の花カスを飛ばして病気にかかりにくくする努力をしてはいるが、なかなかといった感じのようです

この品種が、数年前には殆ど灰カビで、ブランド・ノ・ワールの産まれた要因に?

その頃参加した方曰く、摘果鋏で、まるで集中治療室でオペしているかのようだった、とのことです(しかも雪が降っていたとか)

さすがに選果作業に時間がかかりますね

僕はワインを造るつもりはありませんが勉強になります(家にブドウの樹は植えてますが)

IMG_7754
IMG_7755
IMG_7758
IMG_7762
IMG_7764
IMG_7765
IMG_7766
木村系と呼ばれるクローン区画のピノ・ノワールは接木無しの自根で植えてある

御存知の方もいるかもしれないが、木村農園から分けてもらったモノ

ドメーヌを立ち上げた当初、木村農園から提供してもらったブドウ(ピノ・ノワール)で赤ワインを生産していたが、その際は木村農園の余市系ブドウからのワインとのこと(ややこしいですが)

'08kyumura(キュムラ) 誰か飲ませてくれませんか?笑

30年以上前から輸入された苗木でもあり、その頃の品種まではハッキリと分からないそうですが、人によってはドイツ系だとか言う人も。まあ分からないのですが、木村農園でも長い年月をかけて生き残ったブドウ樹ですから高品質なブドウがとれるのも納得がいきます

木村系も余市系もドメーヌ・タカヒコの中では比較的古い樹齢の区画になると思いますがなんだか風格がありますね。それでも8〜10年といった感じでしょうか

植えている余市系は接木して植えているが、将来的には植え替えするかもしれないと

今までの経験とあらゆる状況を見極めて判断するんだと思いますが、長年大切に育ててきたブドウ樹を抜くのはやはり寂しいというか遣る瀬無いといいますか、その気持ちは良く分かりますよね

苗木の問題は色々とあるが(実際本州でもフィロキセラという害虫の被害など)、苗木を始めに植えるのに1本だいたい¥1,000〜¥1,200くらいとすると、×1000本とか

ドメーヌ・タカヒコでは約9000本のピノ・ノワールが植樹されている

そこで、苗木を分けてもらうにしても誰にでもというわけにもいかないのでお手伝いしたりだとかそこは人と人、関係性が大事なようですね

それほど多く実をつけるブドウではないのと収穫に慣れた方達も多かった為かサクッと終わりましたが、辺りはとても良い香りに包まれています

なんだか生食ブドウの香りのような、なんとも言えない良い香りに

収穫した後は正直ホッとした感じと充実感

ブドウ収穫は1週間かけて行われ、後半は収量の見込める他の系統のブドウがあるのでそれに期待して作業を終えました

IMG_7753
こちらは海の方なので北の方角です とタカヒコさん

IMG_7746
こちらは山があるので南の方角かな

奥の右側がドメーヌ・アツシ・スズキ
左側はキャメルファームだったかな


それにしても

楽しい時間はあっと言う間に過ぎていくものですね

夢のような心地の良い時間でした

最後に貴彦さんには僕が持参したワインの空き瓶にサインをしてもらい、がっちりと握手してもらいました。また来ます!とタカヒコさんに伝え仲間とドメーヌを後に

FullSizeRender
タカヒコさん、またお世話になった方々、本当にありがとうございました

機会があれば、北の大地にまた訪れたいと思いますので、その時はよろしくお願いします



おまけ

富山に帰る飛行機に乗る前に寄りました

FullSizeRender
聖地巡礼 小樽高島加藤商店

定休日ではありません、僕が開店前に少しだけ早く着いただけです(若干焦りました)

開店前に1人で並びました

時間になったけどまだ開きません(だいぶ焦ってます)

心配になったので電話しました

プルルル、ガチャ、あ、今から開けるところです〜

よかった(美味しいワイン買いました)

今回は、北の大地で ドメーヌ・タカヒコのピノ・ノワールというブドウ収穫のお手伝いをさせて頂きましたが、ワインになる為のブドウ栽培を取り巻く周囲の人々がとても温かくそして優しく接してくれたおかげで、自分自信が丸くなったような、今まで以上に人と関わる際に優しく接することが出来るようになった気がしています(いい歳してどんだけ厳しい日々過ごしとるんよ?爆)

そういったのも含めて実りある収穫だったかなと感じています

どうもありがとうございました。
























URL
http://granchio.blog.jp/
ギャラリー
  • 蝦夷鹿
  • 遅ればせながら
  • 遅ればせながら
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
  • 勇気と希望 その3 ドメーヌ・タカヒコ収穫祭2018
livedoor 天気
公式Twitter
Facebookページ
http://facebook.com/granchio.jp
Google Maps
富山市 郊外 人気 イタリアン オススメ 町村 藤ノ木 経堂 天正寺 新庄 東富山 南富山 ランチ ディナー アニバーサリー 結婚記念日 誕生日 美味しい パスタ スパゲティ 手打ちパスタ ニョッキ ペンネ アラビアータ チーズ PIZZA ピッツァ ピザ マルゲリータ クアトロ フォルマッジョ 肉料理 魚料理 前菜 ドルチェ エスプレッソ スペシャル グランキオ インスタグラム Line