少し早いけど
12月のスペシャルワインのご案内。
カルメネーロ'07/カ・デル・ボスコ
イタリア ロンバルディア州フランチャコルタの生産者。
今回は、遊び半分、仕事半分?趣味で仕入れてみましたよ。
ビンテージはたぶん2007年です。
理由は特にビンテージ表記がラベルに無い為、なんとなく2007とワインの包装紙に書いてあったから。
コルクを抜いたら、もしかしたらコルクにビンテージが刻印されているかもしれませんので、その時はまたコチラで報告させて頂きます。
さて、ワインの生い立ちでも。
元々はフランスから取り寄せたカベルネ・フランを移植しワインを造ってみたが、その名のもと栽培されていた葡萄は、新しく植えた正真正銘のフランス産カベルネ・フランとは明らかに別物だった。後々調べてみると、実はカルメネールだったという。
カルメネール100%では、イタリアワインの法律上テーブルワイン扱いとなる為(IGTも名乗れないようです)、他の生産者ではそのまま、カベルネ・フランとして販売しているとかいないとか。
まあDNA検査かなにかしてみればわかるんでしょうけど。
カ・デル・ボスコでは、そんなカルメネールでも美味しいワインが出来るのだということを示すかのように、あえてVDT[ヴィノ・ダ・ターボラ]としてリリースしているようです。
ビンテージの記載が無いのもこの影響かと思われます。
「なんのせ美味いがやちゃ、いっぺん飲んでみられ」
生産者の意図をトヤマネーゼ的に汲み取ると、こんなところでしょうか。
ラベルにもこだわり、羊の皮を被った狼をモチーフにしているのも面白いですね。
カルメネールの生産は現在はチリが多いようですが、イタリアでもいくつかの生産者で魅力のある品種として栽培されているようです。
以前スペシャルワインで扱ったサンレオナルド(補助品種として)や、ソアーヴェの生産者イナマなど。
興味のある方は、是非!
遊び半分で飲んでみてくださいね。
ちなみにラベルの包装紙もインパクト有。
店のどこかにありますので、興味ある方は探してみてください。
2015年12月のスペシャルワインは、12/5(土)を予定しています。