さーさー、2月もラストですね。
グラス1杯、¥1,500
バローロ "ブリッコ・ガッテーラ"'11/コルデロ・ディ・モンテツェモロ
昨年、東京でのワイン試飲会に行った際に気に入って仕入れたワインです。
イタリアから生産者が来日しており、そのブースでお話も聞かせてもらいましたよ。
なんと、イタリアが誇るスーパーカー「フェラーリ」の社長と親戚なんだそうです。
こちらはワイナリーの看板ワインのバローロ単一畑「ブリッコ・ガッテーラ」。
試飲会の際は、ヴィンテージが'09でしたが、とても人気だったようで、今回ご紹介するのは'11ヴィンテージとなります。
バローロも沢山の生産者がおり、味わいも色々。伝統派や、革新派と呼ばれるモダンバローロの生産者など。
革新派から原点回帰というか、伝統的なスタンスに、そんな生産者も多くいます。
正に多種多様。
何も熟成にフランス産小樽のバリックを使うから、大樽熟成だからと言ってモダンだ伝統的だという時代ではなくなっているのが今のバローロ(バルバレスコなども含む)かと思います。
こちらの生産者は歴史が古く、1340年から続く貴族所有のワイナリーとなります。長い歴史がありますが、バローロという偉大なワインにおいて、どちらかというと改革派と呼ばれるようです。
ピエモンテの周辺エリアがユネスコの世界遺産に登録された際、長きに渡るワイン造りが認められ、歴史ある建造物としてワイナリーそのものが世界遺産に認められたそうです。
バローロにおけるラ・モッラ村モンファレットのクリュ・バローロ「ブリッコ・ガッテーラ」。
粘土石灰土壌からマンガン、マグネシウム豊かなその味わいは、ワインの王と呼ばれるバローロにおいて、ソフトでキメ細やかなタンニンを持つエレガントさが魅力。
「ワインの王であり、王のワイン」
気になる方は、是非試してみてくださいね。