濃いめの深紅色にエッジにほんの少し熟成を帯びたレンガ色。

コルクの長さは5cm。

開けたての香りは、コーヒーやバルサミック、スパイス、土や、鉄分、高いアルコール度(15%)からくる揮発性もグラスからひしひしと漂うのですが、燻したようなニュアンスもあり複雑。

赤とか黒っぽい果実の、サンジョベーゼ特有のベリーやスミレのような香り。

味わいは、スパイシーで力強くキメが細かいタンニン。凝縮感があり、まだまだ重心の低さを感じますが、完熟したブドウの甘味、その奥にはブルネッロらしさがあり、とてもみずみずしくもあります。美味いなぁ。

モンタルチーノの中では、標高が400mと高く、そのエレガンスに磨きがかかっています。

カステル・ジョコンドの畑から採れるサンジョヴェーゼ100%のピュアなブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!

まだ若々しく、まだまだ熟成すると思いますが、そうなれば更に楽しめそうですね。本家の「ルーチェ」と飲み比べなんてのも面白そう。ま、贅沢ですが。

飲んで頂いた方ありがとうございました。

次回のスペシャルワインは、10/2(金)、3(土)を予定しています。