という名の

アクアパッツァ

赤ガレイの他にも

ウスメバルや

メゴチ

マゴチなど

その他色々な魚で提供しておりますが

そもそも
「アクアパッツァって何?」

良く聞かれるんです、イタリアンの看板をあげていると。

あえてこれをスープともソースともいいませんが、

強いて言うなら

「そのダシを味わう」

そんな言われ方したら抽象的すぎますか?

魚介のダシが効いて、豪快なイタリアンを最も感じる逸品。

海のミネラル、魚が本来持つ味わいを限界まで引き出す


漁師が作る南イタリアの郷土料理


アクア=水、 パッツァ=暴れる(狂う)

富山版カレイの煮付けを引き合いに出せばそんな感じになるのでしょうか

醤油は使っていませんが発酵食品である「アッチューゲ=アンチョビ(カタクチイワシの塩蔵品)」を使用しており、魚の旨味が日本のソレと通ずるモノがあるのかも。

水、オリーブオイルやニンニク、イタリアンパセリなども入ってますよ

魚を丸ごと1匹で調理するモノはローストなど他にもあると思いますが、このようにふっくら美味しく仕上がるのは、ゆっくりと煮ている為。そして何より身が骨から外れやすく食べやすいというのも重要ですね

たまに「人数分に取り分けて〜」なんて言われることもありますが。苦笑

水が、魚が旨い富山ならでは、本場イタリアがこんなにも身近に感じるのは、それも必然でしょうか

見ため豪快なら、味もモチロンしっかりな為、決して薄味ではないかもしれませんが、旨味を引き出す為とご理解ください

塩ょっぱ過ぎるのは良くないですがね。

イタリアンの醍醐味を是非


補足
ウィキペディアによるとアクアパッツァは元々ワインの事を指すとあり、タイトルで述べたような意味ではないみたいに否定されていますが、まあ個人的には、早い話「どっちでも良い」です。

肝心なのは、単純に「美味い」ということに尽きるかなぁ