6/19(月)、本日は定休日です。

先日のメーンイベント

大阪のN野さんよりお声をかけていただき、シチリアのワイナリー「パッソピシャーロ-Passopisciaro」のメーカーズワインのお勉強&お食事会.feat Sushi に参加してきました。

会場は大阪天王寺某所

シチリア エトナ出身のレティツィア・パターネさんと

品種は全て標高1,000m付近のネレッロ・マスカレーゼ100%のクリュ、区画(コントラーダ)ごとに樹齢は80〜100年を超すモノもあるようで、醸造は全て同じ、違うのはそれぞれ収穫されるブドウの土壌や微気候が影響しているようです。

全てヴィンテージは2014

この年シチリアは比較的暖かい年のようですが、20年来のグレートビンテージとのこと。

厳しかった他のイタリアの州とは違うのも面白いですね。

各コントラーダとラベル表記のアルコール度、標高、栽培面積、樹齢など

「ランパンテ」14% 1000m 1.7ha 100年

「グアルディオーラ」15.5% 800-1000m 2.3ha 100年

「シャラヌォーヴァ」15% 850-900m 0.9ha 80年

「キアッペマチーネ」15% 550m 1.2ha 80年

「ポルカリア」15.5%  650m 1.5ha 80年

尚、ワイン名にもなっている各コントラーダは、あとから取って付けたネーミングなどではなく、古くからその土地の呼び名をそのまま残しているそうです。

エトナ山は活火山らしくその土壌も特異なモノ。

2000年頃、丁度ヴァカンスに来ていたところ、この辺りのブドウ畑を観て一気に魅せられたのがきっかけでエトナでのワイン造りをスタートさせたようです。

唯一無二の存在、ブルゴーニュのグランクリュにも匹敵するポテンシャルを秘めていると実感したようです。

樹齢100年を超えるネレッロ・マスカレーゼ

グアルディオーラの畑

株間も非常に狭く、作業はトラクターなどが入らない手作業となります。

アルベレッロ仕立てのネレッロ

徹底した収量制限や的確なタイミングでのブドウの収穫といい、畑仕事を当主のアンドレア・フランケッティは怠りません。

経験からネレッロには大樽との相性が良いのが解ってきたそうです。

他に栽培しているプチ・ヴェルドや、チェザネーゼには小樽を使用とのこと。

本家であるトスカーナのテヌータ・ディ・トリノーロもそうですしね。

ネレッロは皮が薄い品種で、ロングマセラシオンは行わず、小樽のタンニンやその影響は好ましくない為、大樽熟成させているようですね。

実際に試飲したのですが、どのクリュ(コントラーダ)がどうとかは好みもありますが、ハッキリと言ってまだまだ若いです。そして当然ですが美味い。

香りが開いているモノもあれば、まだ全開ではないモノも。

ワインの凝縮度もハンパなく、口に含むと多量のタンニンが押し寄せてきます。ピノ・ノワールやネッビオーロのようでもあるが、コレが「ネレッロ・マスカレーゼ」の真骨頂のようですね。

新樽のバリックなど使っていませんよ?この表現でうまく伝わりますでしょうか。

写真では解りづらいかもですが、グラスに入ったワインの色合いもとても綺麗に輝いています。

ポテンシャルがあるのは確かです。

そしてこんな貴重な経験が出来るのも珍しいです。ブルゴーニュのグラン・クリュならまだしも、ココから先は完全に未体験ゾーン。

個人的には、アルコール度15%を超えるワインも久々ですが、暑苦しさは皆無。

豊富な酸とミネラルが骨格を支えており、過度にアルコリックさも感じない。

むしろバランスよく、あくまでも良質なブドウの選果及び、もはやフランケッティの代名詞?とも言える超低収量がもたらす凝縮度のなせるモノ。

更にはその土壌由来の絶妙なニュアンスが加わり、エトナが偉大な産地であることを実感できます。

質問にもありましたが、熟成は20年は大丈夫だろうとのこと。

15年前などはエトナ?何?みたいな感じで、誰も見向きもしないこのエリアのワインが注目され始めたのはココ最近の話。

まあ、まだそう歴史がありませんからね。とても計り知れません。

セミナー後にはお食事を交えてとなりますが

そんなエトナに合せるのは、なんと鮨!とツマミ!

美味しく握られた鮨の写真は撮り忘れてありませんが、ポン酢や酢味噌、梅肉といったマリアージュといいますか、ツナギの「アッビナメント」を狙っているのがニクいです。

ワインはしっかりとテイスティングすることが出来たのですが、悔まれるのは体調万全ではなかったこと。

ココに辿り着くまでに、色々と欲張ってしまい逆にパワーを消耗してしまったようで、なので余りお鮨を食べれなかったのが残念です。

以前お会いしたメンバーの方と、初めましてな方も優しく接していただき、とてもありがたや〜ありがたや〜です。

誘ってくださったN野さん、生産者のレティツィアさん、通訳の林さん、モトックスの敏腕営業担当者さん達、お鮨や逸品料理を用意していただいた大将とお手伝いの奥様お嬢様、N野さんの元カノさん、無理いって一緒に写真を撮って頂き感謝感謝な藍チャソ皆さんどうもありがとうございましたっ!

また、ご一緒出来れば幸いです。