雪がしんしん降るなか書いております。

先日購入したばかりですが、ご縁があって、実はもう1本仕入れてみました。

感謝です。

スクリオ2000レ・マッキオーレ

マッキオーレ が醸すクリュのワイン中では最も少ない生産量なのが、このシラー100%のスクリオとなります。

とはいえ、クリュのメッソリオやパレオロッソ、このスクリオなどは、パレオの白に比べるとまだ若いヴィンテージの物は入手自体は難しくはないかもしれません。パレオの白は相当数が少なく割当扱いな為、入手困難を極めています。

話しがソレましたが、こちらはミレニアムな2000年と素晴らしいヴィンテージ。

今は亡きエウジェニオ・カンポルミさんが愛したシラー。

現在ワイナリーは、妻のチンツィアさんとその息子達を中心に、ワイン造りを行なっているそうです。

もちろんワインの評価等を見てわかるように、エウジェニオさん亡き後も素晴らしい品質のボルゲリワインを世に送り届けています。

病でこの世を去ったのは2002年とのこと。その前の年2001年にはフラッグシップのワイン、パレオ・ロッソを今までカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインであったパレオをカベルネ・フラン100%としてリリースしたのはご存知の方も多いと思います。

毎日ただひたすら畑仕事に向き合い、ボルゲリの土地の可能性にかけて信念を貫いた魂のワインではありますが、エウジェニオさんは、その完成を見る前に帰らぬ人となりました。

日本にこのワインを紹介しているエージェントさんからの話では、2001年も素晴らしいヴィンテージですが、この2000年が恐らく心血を注いで畑仕事に向き合い、妥協することなくワインを造ることに専念し向き合えた最後の年ではと。

ワインが語ってくれる

自分の仕事と重ねてみると、やはりプロとしてこだわりを持ち地道に日々の仕事に取り組むこと、近道などないのだなと、つくづく思います。

随分と前になりますが、メッソリオの2002を飲んだ時、世間一般にはトスカーナはオフヴィンテージとなりますが、ワインから感じたのは母乳を飲んでいる産まれたての赤ちゃん。

昨年の秋、岐阜のイタリアンレストランで頂いたパレオ・ロッソ2000。

まだ、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランのボルゲリブレンドであったラストヴィンテージです。

もちろん熟成したワインの深みがあり若いワインにはない、どこかはかなさがありました。まだまだ若々しく瑞々しさも感じました。

話が長くなりましたが、エウジェニオさんが愛したシラー。個性あるワイン。

フランスのエレガントさ、オーストラリアのたくましさ。

エウジェニオさんはその両方を追い求めたと言うが、出来上がったワインはボルゲリの特徴を反映した素晴らしいシラーワイン、エレガントなシラー、それがこのスクリオです。

ゆっくりと時間をかけて、共有していただけたら嬉しいな。

※以下インポーター資料より抜粋

スクリオはトスカーナの方言で、人に対して使用する、「純粋」という意味。シラー種の頭文字「S」と混じり気なしのシラー種100%ということをかけています。(1994年がファーストヴィンテージ。)